【完全ガイド】DOTween(HOTween v2)とは?Unityアニメーションを極める定番ツールの使い方と魅力を徹底解説
UnityでUI演出やキャラクターの移動アニメーションをスムーズかつ手軽に実装したい方には、DOTween(HOTween v2)が圧倒的におすすめです。
この記事では、DOTweenの機能や使い方、導入方法を初心者にもわかりやすく解説します。
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🎯 DOTweenとは?
DOTweenは、Unityにおけるアニメーション制御の定番ライブラリです。
Transformの移動、回転、スケール、UIのフェードやスライドなど、コードだけで多彩なアニメーションが作成可能。
前身であるHOTweenの後継として開発され、最大400%のパフォーマンス向上が実現されています。
パブリッシャー:Demigiant
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✨ 主な特徴
カテゴリ | 内容 |
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高速処理 | シーン内大量Tweenでも安定動作 |
直感的な構文 | transform.DOMove()など拡張メソッドで記述が簡単 |
シーケンス | 複数アニメーションを連結して順番再生 |
Ease制御 | あらゆる補間(イーズ)設定に対応 |
コルーチン対応 | 完了待ちなどにもUnityのWait系で対応可能 |
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🔧 インストールと初期設定
- 1. Unity Asset StoreからDOTweenをダウンロード
- 2. Unityメニュー「Tools」→「DOTween Utility Panel」を開く
- 3. 「Setup DOTween」をクリックして初期設定完了
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💡 基本的な使い方
“`csharp
using DG.Tweening;
void Start() {
// 1秒かけて位置を変更
transform.DOMove(new Vector3(5, 0, 0), 1f);
// 回転
transform.DORotate(new Vector3(0, 180, 0), 1f);
// スケールアニメーション
transform.DOScale(Vector3.one * 2f, 0.5f);
}
📋 シーケンスの使い方
Sequence seq = DOTween.Sequence();
seq.Append(transform.DOMoveX(3, 0.5f));
seq.Append(transform.DORotate(Vector3.up * 90f, 0.5f));
seq.Append(transform.DOScale(Vector3.zero, 0.3f));
→ このように複数のアニメーションをつなげて再生できます。
🧩 組み合わせて強力になるアセット
Text Animator for Unity:文字に揺れやウェーブ効果などの演出を付与
FEEL:DOTweenを内部で使用し、UXアニメを簡単化するハイレベルパック
🧠 こんなゲームジャンルにおすすめ
- 📱 スマホUIのボタン・メニュー演出
- ⚔ RPGやADVでのキャラ登場演出
- 🧩 ノベルゲームのUIスライド・フェード
- 🎯 タワーディフェンス・2Dアクションの敵動作
🔚 まとめ|DOTweenはUnityアニメーションの超定番
DOTween(HOTween v2)は、軽量・高速・高機能の三拍子がそろったUnityアニメーションライブラリです。 無料でここまでできるのは驚異的で、プロジェクトの演出強化に欠かせません。
まずはプロトタイプやUIに導入して、その手軽さを体感してみてください。