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推しが武道館いってくれたら死ぬ レビュー記事

要するにえりぴよさんの物語じゃないかと。

私はこの漫画を読んでそのような印象を受けました。

これを読んでもらいたいのが、

今なにかに迷っている人

モヤモヤしている人

好きなものが見つからない人

要は自分探ししている人

下手にね、自分発見のセミナーなどを受けるよりも、この漫画を読んだほうがよっぽど刺激を受けるんじゃないかな。

完全に主観ですけど。

なぜかというと、

生粋のアイドルオタク「えりぴよ」さんがいかに熱いか、読めば分かると思うんですけど、彼女まったくオタク気質ではないんですよね。

例えば小さい頃からアニメが好きで、漫画が好きで…それでアイドルにはまって…って感じでもないんですよね。(漫画ではそこまで描かれてはいないので完全に妄想ですが)

人生のふとした瞬間に、地下アイドルさん現場に出くわし、そして心を奪われる。

アイドルオタクの半分なんてこんなものですよ。

人生の迷い道にはまって抜け出せない。

そんなときにふと、元気な彼女たちの歌声、姿に魅了されてそしてハマっていく。

ハマるとかじゃないんです。

人生なんですよね、アイドルオタクは人生。

「えりぴよ」さんは心から人生を歩んでいる。

彼女には気づかぬうちに仲間が出来、ファミレスで同じ話題で延々話せる友が出来、遠征に行く計画をたてる戦友が出来る。

私はただのアイドルオタクとアイドルの心のふれあいという漫画ではなく、それ以上のものを感じました。

世にあるアイドルアニメなどはあまりファンの心情メインで物語がすすむ話は少なかった。

しかし、リアルな、本当にリアルなオタクの心情や思いを面白おかしく綴っているのがこの漫画だと思いました。

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